2009年5月7日
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「趣味はギターと言えるようになりました。」
 
(G−SAN/1954年生/千葉)


G−SANと言います。最近登録したばかりなのに、気がひけますが、自己紹介も兼ねて、ギターとの出会いについて一筆啓上いたします。

恥ずかしながら、ギターを始めたのは、五年前です。50の手習いとでも言うのでしょうか。本当は中学の頃からギター弾きに憧れていたのですが、当時は高価だったし、長い髪でフォークギター(またはエレキ)というのは、不良扱いされていたこともあり、「ギターがやりたい」とは言い出せずに、心に仕舞ったままで時が流れました。

その後、結構地道に生きて来ましたが、50歳の頃に、仕事でも、プライベートでもピンチを迎え、いろんなことに行き詰まり、いろんなことに悩みました。

そんな中で浮かんできたのが、出来るか、出来ないかは兎に角、「あのときやっておけば・・・」、「あのときやりたかった・・・」とこの先悔やむことがない様に生きて行きたいという思いです。(これはこれでいろいろ難しいのですが)

日常のヘビーな部分から離れたいという思いもあり、封印していたアナザーワールドの扉をあけるのに、時間はかかりませんでした。いつの間にかギターを抱えていましたね。

・・・・見事に癒されました。心のバランスが保てたのは、ギターのおかげとも思っています。暗譜する。歌詞を覚える。音を聞く。指を使う。声を出す。若返りますね。ボケの防止にもいいかも。(YouTube とTab譜での独学ですが、結構弾けるようになりました。)

そして何よりも、ご趣味は?と聞かれたときに、「ギターを弾いています。」と答えたときの爽やかな瞬間は、たまりませんなあ。(憧れていました。)

・・・・身の程知らずかもしれませんが、扉の奥がもっと知りたくて、オヤジ入団いたしました。今は敷居が高くてとても無理ですが、SPデビューを目指しています。(いつになることやら。)よろしくお願いいたします。




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