2011年11月16日
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「あいつが歌った巡恋歌」
 
(ヤンちゃなアッちゃん/1957年生/岐阜)


みなさんは、あの曲に出会ったから人生が変わったとか、考えが変わったとか、何かを始めたとかありませんですか?

自分は、友達が弾き語りしてくれた長渕剛の巡恋歌を聞いたのが、ギターを再度始めるきっかけになりました。

みなさんのエッセーを見させてもらって、やはりみんな同じ時代にギターを覚えられた人が多いですね。

自分も高校1年の時、70年代フォークを聞きながらギターを覚えました。

そして、20歳の頃ロックバンドをやり、22歳の頃にはカラオケが流行りました。カラオケは自分を堕落させたことは事実です。ギターを弾かなくても、いろんな曲が気持ちよく歌えるからです。

それと同時期に結婚、子育ての忙しさで、約10年程ギターを弾かないというか、触らない時期がありました。

そんな時、取引先の従業員がギターをやっていると聞き、仕事の休憩中に弾いてくれたのが、巡恋歌です。倉庫の片隅で自分の為だけに弾いてくれた、ど迫力の巡恋歌、彼いわく「俺の巡恋歌は長淵兄貴本人よりも上手いかも?」と言うだけあって、鳥肌物のパワーを感じました。

彼の歌を聴いて、もう一度ギターやってみたいと思い、今日にいたっているしだいです。

あの時の巡恋歌があったからこそ、今の自分があるのだと思います。

そして、下手なソロシンガーを温かく受け入れてくれたのが、戦うオヤジのメンバーであり、地域のギター仲間です。

これからも、みなさんと共に活動していきたいと思いますので、よろしくお願いします。



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