「自分の中の音楽」 |
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(でじゃ丸/43歳/千葉) |
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よく空気に例えられるもの・・・
長年連れ添った夫婦・・・
ギターは私にとっては空気とはちと違う・・・
多分タバコみたいなもの?
其れ無くしては私を語れないとか、生きていけないとか、そんな大げさなものではない。
ではなぜタバコなのか?
無いと無性に弾きたくなる・・・酒を飲むとまた弾きたくなる・・・ボーっとしてるとき・・・etc.etc.
まぁなんにしても付き合いの長さでは女房の比ではないし・・・よく考えてみると実家の家族と過ごしていた時間より・・・もっと長い時間一緒に居るではないか・・・
そもそもギターとの付き合いは何時の頃始まったのか
今になって思えば、初めてギターを手にしたのは小学校6年生のとき。
その前にウクレレで弦楽器には触れた経験はあったものの、そのウクレレは兄貴の持ち物だったため、熟達にはいたらず、ただ悪戯に「禁じられた遊び」を弦一本で弾くのが関の山。
ある日登校途中で廃品回収に出すゴミを整理していた近所の小母さんと遭遇。
これがその後でじゃ丸少年の将来を大きく左右することと成る等と誰が想像し得ただろう。
別に音楽に興味があった訳でもなく、ただ楽器自体に興味があったのみ。
しばらくはメロディーを追いかけて単音で楽しんでいたのだけれども、ある日和音と(俗にコードとも言う)出会った日からのめりこんでいった
でも、ギターは弾くための楽器・・・私はヴィンテージであることにもオリジナルであることにもあまり興味は無く、したがっていろんなギターを所有しようとも思わないし。
今最高に良い相棒はD-45とD-28、別にマーチンに拘る訳ではないけれど、それ以上に気に入るギターが無いだけ。
こんなことを言うともっと良い音のするギターもあるのにって言われそうだけど、結局良い音とは主観的なものだと思う。
オタッキーな言い方をされるのも煩わしいし・・・
人に自分の感性をごり押しするのも何か違うと思う。
結果自分に心地良い音であろうがそうでなかろうが、他人の弾くギターの音なり歌なりはその人の個性と思い始めたときに、自分の中の音楽が見えてきたような気がする。
だから今もギターと私は今でもマブダチ、商用的に売る必要も無いのだから気楽に付き合っていけそう。
でもほんの一握りの人でも良いから感動させられるような歌が作れたら良いのにと思う今日この頃・・・
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