2004年8月24日
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「残したい気持ちを歌にして」
 
(吉村(よっしー)/39歳/京都)
 


中学のときに姉がラジオで「オールナイトニッポン」という番組で
松山千春さんを聴いていました。
その後で千春さんの「季節の中で」が大ヒット。
それまで音楽にまったく興味がなかった僕が松山千春さんをきっかけに
ニューミュージックやフォークという音楽に触れました。
そして親に頼んでヤマハの安いギターを買ってもらいました。
これが音楽の始まりでした。

アリス、長渕剛さん、さだまさしさん、チャゲ&飛鳥などを中学時代に聴き、
高校に入ってすぐに浜田省吾さんにハマりました。
その頃からオリジナルを作り出しました。
元々ギターを弾き出したときから、いずれ自分で
歌を作りたいと思っていました。
「シンガーソングライター」(今では死語)に憧れてたんですね。
その頃に作った歌は、今ではどこにいったかわかりませんが
幼稚な歌ばかりだったと思います。

それでも懲りずに少しずつ作り続けてきました。
はじめは「歌を作ること」に自己満足してたんだと思いますが、
いつの頃からか「感じたことや見たことを歌にして残したい」という
目的に変わっていきました。
写真で思い出を残して、時にはアルバムを開くのと同じように
作ってきた歌を時々歌うと、感覚がそのときに戻る気がします。
そんなことをしているので、いまだに感覚がガキのままなんでしょうね。

と、とても生意気なことを書きましたが、
作ってきた歌は全然たいしたことありません。
それに歌は超下手だし、ギターも下手です。
それでもこれからも自分の思うがままに
音楽を続けていければ幸せなんだろうと思います。

また、戦うおやじの応援団に参加させて頂いて、
いろんな方と出会うことができ、
楽しい刺激を受けています。
この応援団にこれからも携わっていき、
音楽を楽しむことを忘れずにいられたらな、と感じる次第です

   
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