2004年9月11日
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「憧れのマーチンギター」
 
(百太郎/47歳/静岡)


ギターを始めたのが、高校一年の時だった。
当時モーリスのマーチンモデルを購入し井上陽水、かぐや姫、ふきのとうが好きでコピーしていた。いつかは、マーチンが欲しい・・・

時は流れ45歳を迎えオヤ応のHPと出会い昔の憧れのマーチンを思い出しD−45を、思い切ってローンで購入。
それが始まりでD−28V CTM、D−45GE、OOO−41CTMと増殖、かわいいマーチン達、毎日かわいがっている。
それに応えるようにいい音を奏でてくれる。

いい音に育ってほしいとギターを弾かない時はCDのを聞かせている。
トップ、裏板が曲に合わせ振動しているのが心地良い。
マーチンを置いてある部屋には、エアコン、加湿器、除湿機で管理している。人間より待遇が良い。

ギターは装飾品のように美しい。
ハカランダの板目の模様、ローズの柾目の美しさ、トップの目が詰まったシトカ、白く焼けていないイングルマン、木の美しさを表現しているギターは見ているだけでも飽きない(オタクかな?)

この愛するマーチン達のポテンシャルを最高に引き出してやる為には自分の腕を磨いてあげなければかわいそうに思う。

自分が心の病になり人生をあきらめようと思っていたが、このマーチン達の10年後、20年後の音が聞きたい気持が病を回復に向かわせているようだ。


 
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