2004年11月19日
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「出会い」
 
(Naniwazu/49歳/静岡)


 ギターとの出会いは友人の弾く「禁じられた遊び」でした。
小学生だった私は親に一万円位のガットギターを買ってもらい友人の手ほどきで練習開始、程なく挫折するというお決まりのコースに突入・・・トホホ。

 中学生になった私は友人の弾くギターと歌に衝撃を受けました。
友人に曲名と歌手を聞くと、曲は「PUFF」歌手は「PP&M(ピーター・ポール アンド マリー)」。
レコードから聴こえてくるハーモニーの素晴らしさとギターのアンサンブルに夢中になってコピー(らしきもの)。
バンドらしきもので校内で練習、先生に怒られたものでした。

 ピーターの使用しているギターが、マーティンD−28Sと知り憧れましたが地方の田舎に置いてあるはずもなく、現物を見るのさえまだまだ先のこととなります。

 高校で「S&G」や「五つの赤い風船」にハマったのも友人からでしたし、大学のクラブでブルーグラスを知ったのも同様。
自分の音楽には必ず友人が絡んでいました。

 結局、Martinには手が届かずにKawaseのMaster D−28Sタイプが愛器となりましたが、そこに至るまで所持したギター全てがスロッテッドヘッドの物だったのは最初のスリコミからでしょうか。
そのMasterも過日20年ぶりのリペアー&チューニングにて別物とも思えるギターになって大満足。(このショップを紹介してくれたのもインターネットで知り合った友人でした。)
サドル、ナット、ブリッジピンの材質や形状による音色の変化さらにカポ改造にまで興味をもってしまうようになりマニアの仲間入り。
ただ、練習不足で演奏がついていかないのは相変わらずです。

 エスさんの”S-TYPEちょっと研究”に興味があって親応に登録させていただきましたが、顔も知らない方々の「音楽や楽器への想い」を感じ、そのパワーを受けることができることの素晴らしさを感じています。
インターネットが無ければ出会うはずもなかった方々との出会いの場を与えてくれた『戦うオヤジの応援団』に感謝しています。

・ギターに魅せられて
・友人に魅せられて
・ハーモニーに魅せられて
・戦うオヤジに魅せられて・・・

さあ、もうすぐ50歳!目指すは聖地『キッチンパタータ』。

あ、その前に新しいギターも・・バキッ(>_<)★O=(`_` )奥方パンチ!
トホホ。

 
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