2004年11月29日
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「音楽文化の発信」
 
(原伸一/37歳/千葉)


皆様こんにちは。インターネット動画サイト「ジャパン・インディーズ・ステーション」 を主催しています、原伸一と申します。今年は、分岐点や東田さんの映像を配信させていただきました。オヤ応の方々からも応援メッセージをいただいています。この場をお借りしまして、深く感謝申し上げます。

さて、せっかくエッセイ執筆の機会をいただきましたので、私のインディーズステーションにかける思いをお伝えしたいと思いました。

オヤ応サイトの「戦うオヤジの応援団とは」の中にあるこの言葉に私は強く共感します。「現状の我が国の音楽文化は、我々音楽を愛する者ではなく、音楽を商品として流通させる企業に判断基準を握られています。音楽を愛する者同士がネットワークを作ることにより、我々が発信する音楽文化を創り上げることも大切なのではないでしょうか」まさにこの思いで昨年末にサイトを立ち上げ、動画配信を行ってきました。

さらに、Webの活動だけでなく、この夏から現場での動きを始めています。
私の住む千葉県市川市の「行徳」で地域の音楽振興を行い、身近なところにあるライブにもっと人々の目を向けようという試みです。この試みは、インディーズ・ステーションからリンクしている、地域版のページと小学校のページで紹介しています。

ライブハウスに通うような行動的な音楽ファンだけでなく、幅広い層を対象としていますが、学校や自治会にも協力者が次々現れており、今後ますます広がりをもてると確信しています。
この企画を通じてわかったことですが、お酒と同じで、やはり皆、音楽は好きなのだということです。ところが、皆、キリンやアサヒしか知らない。地ビールがあるなんて知らなかったということです。

東京湾奥の三番瀬のほとりで、原は戦っています。全国の戦うオヤジの皆様、もし「自分の住んでいるところで、あれをやってみよう」とご興味をお持ちいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声をかけてください。待っています。

また、そこまで難しく考えずとも、動画配信用として、ご自分たちの演奏の模様をお送りいただけたら嬉しいです。小型の家庭用ハンディカメラやデジカメの動画機能で、十分に配信に耐える動画が撮影できる時代です。

「我々が発信する音楽文化を創り上げる」ために、ぜひ原の動画サイトをご利用ください。今後ともよろしくお願いいたします。

http://www.japan-i-station.tv



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