2005年2月12日
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戦うオヤジ
 
(nob_03/50歳/大阪)
 

去年の暮れに五十歳になった。
いまだマウンテンバイクに乗って、若者達に混じってレースをやっている。
が、さすがに、体力の衰えを隠す事が出来なくなって来ました。
そろそろ潮時かな?思っている頃、ネット上で「戦うオヤジの応援団」を見つけました。

はじめは体育会系の“昔取った杵柄”連中の集まりかな?と思って興味深々入って見ました。
なんとギターフリークの“昔取った杵柄”連中だったのですね。失礼
自分もギターを弾いていました。もう30数年も前ですが・・・・
家にはその頃のぼろぼろになったモーリスが眠っています。
とても演奏できる状態ではなく、さりとて、あたらしいギターを買うのも・・

ある日、自転車仲間からキャンプに誘われ、夜の海辺で酒を交わして、
話も落ち着いた頃、一人が車からギターケースを抱えて来ました。
なんだなんだと見ていたら、おもむろにチャーのナンバーを弾き出した。
えれえかっこええなあ・・そしてそのギターがオベーションであった。
(マーチンではなかったのだ。残念!!)

さてさて後日、自分はとある楽器屋さんでD18の中古??を手に入れ、
帰りの電車の中で、大事に抱えて家路を急ぎました。
オベーションにはマーチンやろ。訳の解らん理屈でした。
その時の姿を思い出すと、妙に恥ずかしい。

そうだ、一からはじめなくちゃな。音叉で丁寧にチュウニングして
はじめて弾いたのが「チュウリップのアップリケ」でした。
うろ覚えで、歌詞も所々記憶から消えていたし、ましてやコード進行もたどたどしかったけど、マーチンの音はその日から虜になってしまいました。

東田氏のCDを聞きました。突然のタイムスリップ。
懐かしい曲が流れてきて、思わずいっしょに歌いだしたりして・・・・
そして氏のHPを覗き込み、戦うという事の重要性を改めて感じました。
そうだね、あきらめちゃいけないんだ。

今年、またレースのシーズンが始まります。
車にマーチンを積み込んで、若者達にオヤジのヒステリックギターを聞かせ、戦意喪失をもくろんでいる、今日この頃です。

 
 
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