2005年3月3日
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「いつまでも楽しく弾き続けます!」
 
(くらり/38歳/福岡)
 

私がギターを始めて約8ヶ月が経ちました。
40歳を前にしてギターを始めたのは、当HPをはじめとするネットでのコアなサイトによる影響がたぶんにあります。学生時代エレキギターをかじったことがあったので、そういったサイトを見てるうちにうっかりはまってしまったという感じでしょうか。

今は、中川イサトさんや岸部眞明さんらフィンガーのインストを中心に練習しています。今のところギターを弾くことが楽しくて仕方ありません。

ただ、曲を覚えるという作業は少々辛いものがあります。暗譜するまでかなり時間がかかってしまうので、覚えた頃には飽き始めてたりするのです。ですから、一曲がある程度引けるようになる前に、新しい曲を練習し始めてしまうことになります。これではなかなか上達しないだろうと気づき、しばらくは今まで覚えた曲をある程度弾けるようになるまでしっかり練習しようと思っています。

さて、ギター関連のサイトを見ていて一つ悲しく思うことがあります。
私はギターを弾くことも、ギター音楽を聴くことも大好きですが、当HPのようなギターサイトを見ることも大好きです。そういったサイトの中で時々最近のマーチンの音はよくないなどと書いてあるのを見かけることです。マーチンの所有者は腕が伴っていないなどと書かれたりしていることもあります。

私は8ヶ月前、ギターが弾けないのに、マーチンD−28を購入しました。その頃はギターの音のよしあしなんて分かってなかったと思います。今でも分かっていないでしょうし、他のメーカーがどうなのかも知りません。まして値段に見合った腕などあろうはずもありません。私の世代もアコギといえばマーチンという印象があったことは事実ですが、私なりの価値観で選びました。

それは車を買ったり、ゴルフクラブを買ったり、時計を買ったりすることとあまり変わらないものだと思っています。いずれにしても、自分の所有物に対してネガティブな発言はネットの中であろうといい気はしません。

しかしながら、それに対して「買えない者のひがみだ」というのもどうでしょう。
何を購入するかは個人の価値観であり、経済的な理由だけで購入に踏み切るなどということはむしろ稀だと思いますし、D−45が買えないからそのかわりにD−28にしたという人ばかりとも思われません。

要は言論は自由ですけど、たとえば当サイトのようにマーチンフリークの集まる場でマーチンという楽器に対してのネガティブコメントは、単なる中傷あるいは荒らしと取られることになるでしょうし、対して、私たちもそういったコメントに対してあまり過剰に反応しない方がいいかなと。面と向かって言われるならともかく、パソコン上のことですし。

私自身はなんといわれようが(家族には既に迷惑がられていますが)これからも一生の趣味として、楽しくギターを続けて行こうと思っていますので、福岡にいるのでオフ会などにはなかなか参加もできませんが、今後ともよろしくお願いします。

 
 
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