「カミサンより長いつきあい」 |
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(湘/52歳/神奈川) |
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ギターを弾きたい、でもまだ手のちっちゃい私に両親がプレゼントしてくれたのが、ウクレレでした。
そのウクレレで、当時大ヒットしていたました『ワシントン広場の夜はふけて』やら、『パイプライン』やらを1本指でコピーしたのが、私の弦楽器生活の始まりでした。
小学校6年のとき、宮城県石巻市で毎年夏休み後半に行われます“川開き”という花火大会をともなう夏祭りがあるのですが、その折り、親が買ってくれたのがスチール弦が張ってあるギターでした。
定価4,300円が、川開き特別価格3,010円。
そのギターは、大学4年のとき、つきあっていた彼女にプレゼントするまで、私の手許にありました。ギターも彼女も元気かなァ。
中学の時にベースに目覚めて、質屋で8,000円の楽器を手にして以来、ギター生活とベース生活の2本立てとなりましたが、まともな楽器を手にしたのは24才の頃。ギブソンのJ-45でした。
時を同じくして、初任給78,000の頃、235,000していた憧れのフェンダー・ストラトキャスターを新品で購入したのですが、思えば、あの時、もし、中古を購入できていたら、今、ヴィンテージになっていたかもしれません。
ストラトは、今も私の傍らにいます。長い付き合いになりました。
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