2006年12月23日
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若きころのまま、今でもおじさんは、青春時代
 
(ノタ/48歳/長野)


高校時代は、体育会系の部活で汗を流しておりました。それでも、フォークソングが好きで、吉田拓郎や井上揚水、猫、ふきのとう等々の70年代フォークを聴いているうちに、自分でもギターを弾きたいという気持ちになっていました。大学で四年間音楽系(フォーク・ロック)部活で、バンドを組んで学園祭などで演奏しておりました。

高校や大学でバンドを組んで演奏していても、ほとんどの方は、卒業後は続けて活動されていた人は、少ないと思います。私も例外ではなく、ギターも部屋の片隅に置かれ、ギターケースが開けられない年もありました。大学卒業後は、仕事一筋というか、時間も気持ちも余裕がなかったという事でしょうか。ようやく子供達も大きくなって、この歳になってくると、また演奏を始めたいと思うようになり、若きころの気持ちがよみがえってきました。

今から5年以上前ですが、たまたま町の吹奏楽団の人に誘われるがまま、楽団に入部しました。演奏する曲は吹奏楽譜で、戸惑いを感じながらも、ギターが弾けるならと思い活動を始めました。

しばらくは、オーケストラで演奏するも、ギターはオーケストラではリズムセッション扱いです。人間はわがままなもので、やはり、自分のやりたい曲はフォークソングだ〜、歌いた〜いという思いで、休団となりました。

そして、3年位前から、町の年末イベント等でフォークソングを歌ったりしています。2年前からは、音楽仲間が集まる近くのペンションで、フォークソングを歌ったりしています。でも、バンドを組んで一緒にやろうという仲間は、なかなか出来ません。

若き頃、フォークソングを歌っていた40歳後半から50歳代の方が、最近活動を始めた人が多いと聞きますが、私の周辺には見つかりません。やはり、私の住んでいるところが田舎だからでしょうか?今の所、メンバー募集中です。仲間が増えれば、自然と演奏する機会も増えてくるものだと思っています。

応援団メンバーの中での輪が広がればいいなあと思います。   



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