「ギターが取り持つ音楽仲間」 |
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(森の風/1961年生/東京) |
私がアコギを始めて早33年くらいの歳月が流れてきました。
音楽することがとても楽しく素敵なことと思ったのが、高校2年の時に入った「フォークソング同好会」当時高校のクラブとして認められるには、まだまだ偏見が残っていた時代。正規の部活としてでは無く、『隙あればつぶそう!』とでも言わんばかりの生活指導の先生の厳しい目が光っていました。それでも、『ギターを持って歌うことは決して不良の集団では無い』ことを示すべく同好会として『部』への昇格を懇願してW認められる部活“を目指しておりました。
私が在籍していた同好会は、フォークソングのブームがそろそろ終焉を迎えようとしていた1978年頃でした。そして時は流れ、各々仕事を持ち、家庭を持ち日常生活に追われ毎日を過ごす中、30年の歳月が流れました。
今年、戦うオヤジの応援団に参加させていただくのと、ほぼ同時期にこの同好会時代の一つ上の先輩(個人の楽器店)のところに遊びに行って聞かされたのが、『30年ぶりくらいにユニットを組んでいた先輩が訪ねて来てくれて、同窓会を開きたいね?』と話して盛り上がって帰られた。と・・・・
それならば同好会の全年代を集めた大同窓会を開催しようか?ということになり、一気に話を進めていきました。おりしも我が高校が来年統廃合で“その名が無くなってしまう”と事も重なり、皆の思いも懐かしさと全年代の同好会生を集めて、在学した高校が亡くなる前に『一度盛り上がろう!』と言う気持ちで準備をしています。私にすればお会いしたことの無い先輩達。それでも同好会の流れを繋げてきてくれた先輩であり、音楽を楽しむ同士。そしてその流れを後輩達につなげていく、一つの役目だったのが自分達の年代であったこと。
30年越しの再会から、同好会でのいろいろな出来事を通じて育んできたこと教わったこと、何よりも生涯続けられる仲間を作れたことを大切にしたいと思うこの頃です。音楽を通じて若い日の出来ごとは純心で且つ無垢の友情の場であり、ギターが取り持つ世界は、「愛と平和の世界」だと強く感じ入った次第です。2007年7月28日(土)は、私達同好会にとってとても大切な記念日になると思います。
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