「皆さんのおかげです!」
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(KuniKuni/1958年生/鹿児島) |
みなさん、こんにちは。
今年の二月に戦うオヤジの応援団に加入させて頂いた鹿児島のKuniKuniと申します。わたしにとってオヤ応はこれから始めようとしている地元のフォーク村を、どの様にやっていくかのヒントを与えて頂いたかけがえのない存在です。
私がギターを初めて弾いたのは中学1年の時でした。初めてのギターは友人から譲ってもらったクラシックギターにスチール弦を張りピックガードを付けたフォークギターもどきでした。そんなギターでも嬉しくて毎日弾いていました。
高校に入り友人と組んだ初めてのバンド。地元の市民会館で演奏したジョイントコンサート。生まれて始めて満員の客席を前に足が震えましたが、人前で演奏する本当の楽しさを知ったのもその頃です。
世の中は70年代のフォークブームまっただなか。九州の田舎に居てもいろんなコンサートがありました。当時高校生の分際で、生のミュージシャンの演奏を聞くことができた事が自分の音楽にとって何よりの肥やしになったと思います。
高校の時に楽しかったのは、毎週日曜日に地元ラジオ局である生放送の公開番組を見に行くことでした。番組では毎週アマチュアミュージシャンが出演していました。本番が終わると番組の参加者はそのスタジオで自由に唄うことが出来ました。今まで言うところの、ストリートに近い感覚をそこで覚えました。
やがて大学生になりフォークソング部に入ると音楽活動の場は更に広がって行きました。クラブ主催のコンサート、学園祭、音楽喫茶のレギュラー出演など私の音楽活動の一番忙しい時期でした。社会人になった時にも、自分の回りに音楽の好きな仲間がいて学生時代と同じようにバンド活動が出来ました。
そして故郷に帰り結婚して、子供が産まれて私にも多くの皆様と同じように音楽活動の氷河期が訪れます。これまでの人生の中で一番楽器にふれることの少なかった時期です。ギターは持っていましたがほとんど弾くことがありませんでした。
そんな自分にまたギターを弾くきっかけを与えてくれたのは子供でした。子供の通う小学校でおやじの会が出来ました。その中にも音楽の好きな人がいて、一緒におやじバンドを組むことになったのです。
ついにまたギターを弾く日々がやって来ました。バンド初のライブはPTAの歓迎会でした。人前で演奏する楽しさが蘇ってきます。
これまでの私の人生を振り返ってみますと、なぜか身近に音楽をプレイする人が居たと言う事が私の幸運だと思います。本当に皆さんのおかげです。
これからも音楽を通した人とのつながりを大切にして行きたいと思います。
これから始める私達のフォーク村を拠点にして、「楽しく演る!」事をモットーに末永く活動したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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