「70年代の思い出」
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(ケイ/1956年生/福岡) |
70年代と言うと私の年齢が14歳から24歳になります。
少年から大人に成長する時期ですね。
小学6年生の時から外国のポップスを聴いていた私ですがギターを弾き始めるきっかけはジョージ ハリスンの「マイスイート ロード」を聴いてからでした。
12弦ギターによる多重録音のイントロを聴いて「この曲なら自分でもギターが演奏できるのではないか」と思ったのが始まりです。
私自身、基本的には洋楽ファンでありまして日本のフォークやロックはあまり聴いていませんでしたが吉田拓郎、井上陽水などの活躍で日本のフォークが大ブームになった頃は夢中になって聴いて、曲のコピーをしたものです。
また、この頃からこのジャンルの音楽がフォークからニューミュージックと言われだしたことを思い出します。
洋楽に関して言えばウエストコーストの音楽が好きで本当によく聴いていました。CSN&Y、ジェームス テイラー、ジャクソン ブラウン、イーグルスなどが私に影響を与えたミュージシャンですね。
特にCSN&Yのアルバム「4WAY STREET」のアコースティックサイドのマーチンD−45の音は私にとっては衝撃的な音でした。
あの音が欲しくて今年になりD−45をとうとう買いました。
(いや、妻に買ってもらった?というのが正しいかな?)
また、少し大げさであるけれど歌われる歌詞の内容を通して世界を見ていたつもりです。
私にとっての70年代は(歌われる歌詞を読む限り)世の中に対する希望と絶望が入り交じった時代だったと思いますし、私の音楽に対して向かい合う姿勢のルーツになった時代でもあります。
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