2009年9月9日
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「心を躍動させるアイテム」
 
(SHO@ALEGRE/1969年生/兵庫)


ギターとの出会いは中学2年生の冬、1月頃です。

当時サッカー部に所属し、仲の良かったT君の家に遊びに行ったところ、T君が突然ギターを取り出してきて、「今ギター練習してんねん。やってみぃひん?な、こう構えて・・・そうそう。で、まずCな。そうそうそう。そしてGな。」ってな感じでコードをいきなり押さえることを教えられました。
もう訳が分からず、なんでいきなりギター教えられてんの?別に弾きたくないし。しかも指痛いし。っていう感想でした。

それから1週間くらい経ったと思うのですが、なぜかまた急にギターをやりたい衝動にかられて、今度は能動的にT君に教えてもらいに行ったのです。それからはもうすっかり夢中になりました。別の友達でボロボロのクラシックギターを持っている奴がいたので、そいつにそのボロボロのクラシックギターを借りて練習してましたが、ナイロン弦の響きに満足出来ず、ちょうどタイミング良く3月の誕生日を迎えるにあたって、母親にねだりにねだって、近所のYAMAHAで売っていた一番安いモーリスのフォークギター(18000円だったと思う)を買ってもらいました。

嬉しかったですね〜〜。そのモーリスのギターは学校にも持っていくし、遠足のバスの中でも弾いたり。とにかくいろんな所で弾きました。

あれから26年。
もちろん当時よりはギターの腕は上がったし、所有するギターのグレードも上がっているけど、そんなことは特に関係無く、ギターというものは、弾くたびに常に自分の心を躍動させてくれ、そして、人との繋がりを容易にしてくれるアイテムです。



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