2012年6月10日
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「音楽そしてギター」
 
(黒板六郎/1960年生/香川)


初めまして。香川県の黒板六郎と申します。「北の国から」が好きで、この名前をあちこちで使ってます。

テレビやレコードでいろんな音楽を聞いていた子供のころ、小学4年生の時です。その年の全国学校音楽コンクールの合唱の課題曲が「空がこんなに青いとは」という曲でした。好きだった女の子が合唱部にいたこともあり、体育館での発表会はどきどきしながら聞いていました。そしてサビの部分、今ならディミニッシュとわかる和音が出てきたとき、これはなんという音楽だ!とトリハダがたちました。いまだにそのところを聞くと懐かしさがこみあげてきます。

中学校でビートルズを知り、高校でフォークを弾き始めました。高校の文化祭で先輩が二人「シンシア」歌ってたのがすごくかっこよく、いつか人前で演奏したいと思いました。そのころ夜の天気予報のBGMに「アルハンブラの想い出」というクラシックギターの曲が流れていて、その美しいメロディに魅了されました。

大学行って、アルハンブラを弾きたい、その一心でクラシックギターのサークルに加入。マイナーな世界ですが、奥は深いです。1980年以来ですから32年目ですね。もちろん途中でまったくさわらない時代もありましたが、ほそぼそと続いております。戦うオヤジのジャンルとは少し違うかもしれませんが、音楽という共通語があれば思いは通じるんではないかと思い、これからも場所を提供していただければ、つたない、まじつたないし、あがりまくりの演奏ですが聞いていただきたいと思います。

なにせホントマイナーな世界でして、禁じられた遊びかアルハンブラ以外、クラギの曲なんてみなさんご存じないでしょうね。でも知ればわかるんですが、いい曲は山ほどあります。悲しいかな弾ける曲というのはごくごくわずかでして、日夜研鑽をつんではいますが忘れるスピードの方が早いくらいです。それはともかく、とにかくこんないっぱいあるすばらしい曲のほんの一部でいいから、そのよさを伝えられたらいいかな、と思っております。




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