2012年9月19日
<エッセイ一覧へ>

「ギターの衝動買いが人生を変えた」
 
(なろ/1958年生/岐阜)


日本のフォークソング隆盛、中学1年のときEliteギター、Forkタイプを入手。雑誌の付録の歌本をみながらギターを触っていました。高校のときは、ビラをくばって昼休みに学友たちを集め「さぁ、遠い世界にを歌いましょう」とやる。今思い出すととても恥ずかしいです。名古屋での学生時代、Dタイプを入手。バスハイクなどに持ち込んでは歌ってました。
それから数十年のブランク。
2007年、ふらりと立ち寄った楽器店で衝動的にフォークギターを買いました。しかし、山の中の公園で一人で大声を出してもむなしく、自分はギターで何をしたいのだろう?と、ギターは半年たてかけたままになりました。
そのうちに、仕事帰りに、愛知県のフォーク喫茶に通うようになりました。岐阜県内にはないかと、ネットをサーチしまくりましたが見つからず。それならばと、どこかに演奏に貸してくれそうなお店はないかと、喫茶店めぐりをしました。
ギターを置きっぱなしにしていた関ヶ原駅前の古民家喫茶が貸してくださいました。岐阜県の西の端なので、そこでやるつもりはなかったのですが・・。
2009年3月、第一回目を開催。それ以来、毎月開催しています。当日エントリーで、1曲回し。何曲できるかは参加者数次第。岐阜県内はもちろん、愛知県や滋賀県からもご参加いただいてます。観覧者もあり、20~30人くらいの規模になります。参加者の世代は幼児から60代。ここでデビューしたり、ここで出合った方々が、ユニットを組んであちこちで活躍されてる例もあります。私自身も二胡奏者の伴奏に出向くこともたびたび。
ギターを衝動買いしたばかりに、私の人生はずいぶん変わりました。
 




エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→