「人生を楽しむ音楽スタイル」 |
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(ダニー/1945年生/兵庫) |
カーペンターズのイエスタディワンスモアが流れている。昨夜、ラジオの深夜放送を録音したものだ。今はMP3デジタルレコーダーを使っている。
音楽が好きになったのは、テレビとステレオが家にやって来た1960年頃だった。中学生だった僕には、テレビから流れてくるポップスのヒットパレードやローハイドなどの西部劇物のテーマミュージックなど、アメリカ音楽の明るいリズムが新鮮に聞こえた。ステレオでは、ロックンロール、ジャズ、ハワイアンなどいろんなジャンルの音楽番組が流れていた。特にハンク・ウイリアムスの「How
Can You Refuse Now」と言うせつない歌を聞いたのは運命的な出会いだった気がする。それからは、ハンク・ウイリアムスの歌や、カントリーのレコードを集め始めた。少ない小遣いでレコードはあまり買えなかったので、テープレコーダーが欲しくなり、親には“英語の勉強”と言ってテープレコーダーをねだり、エア・チェックをする事にした。それは5インチのオープンリール・レコーダーで往復90分、少しコツのいる作業だった。当時FM雑誌で目あての曲を探し、せっせと録りまくった。
だんだんブルーグラスにも興味がひろがっていくと共に、高校時代になるとフォークブームが起こり、キングストン・トリオ、ピートシーガーやボブ・ディランが流行るようになる。就職してからは、少しLPレコードを買えるようになったが月に2〜3枚で、相変わらずエアチェックは続けていた。レコーダーはカセット・テレコになり、コンパクトにお気に入りの曲が増えていく。この頃に買ったギターが1万円位のフォークギターで、全然弾き方を知らなかったが、一応自分のギターを持てただけで満足だった。70年台から80年台はカントリーやブルーグラスのライブによく行ったが、聞くだけで、ギターはそのままホコリをかぶってしまう。
2011年の夏、偶然に、ネットで「戦うオヤジの応援団 関西SP西宮」の掲示板を見つけ、場所が自宅近くにあるパブだった事もあり、好奇心から見学をさせていただいた。2回見学をさせてもらい、このように音楽を楽しめるのも出会いだと考え、世話人さんに背中をおされながら、次のミーティングに参加させていただくようになりました。初めて人前で演奏をしたのですが、練習どおりには弾けず、恥をかくだけになりました。それでも、みなさんの暖かい拍手が嬉しかった。歳もとり、このごろは練習にも時間をかけられるようになっていますので、よろしくお願いします。
※私のHP 「遊ぶ」 http://bcaweb.bai.ne.jp/js3rkt_atsu/
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