2013年3月19日
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「ギターの喜び、歌う楽しさ」
 
(higuma55/1955年生/埼玉)


親応にひょんな機会から参加させていただくことになりました。higuma55と申します。(学生時代、お酒が入ると狂暴になるので、友人たちがつけたあだ名です。今はそうでもありません。そうか?)

フェイスブックを通じてお友達にしていただいた柏の方が、同年代の方々と時々楽しそうにギターを弾いている写真を載せていらっしゃる。どんな会なのだろうと興味を持ったことがきっかけでした。親応のホームページを開いて、ちょうど地元の春日部で練習会があることを知り即参加。心臓が口から飛び出しそうな、すごい緊張感を味わったそのすぐ後で、ご一緒していただいたまったりさん、ぶんたさんにお声をかけていただき、ユニットを組んで一緒に歌うことになりました。それぞれが持ち寄った歌を歌いながら、一緒に伴奏をつけたり、コーラスをつけたり。昨日今日知り合ったばかりとは思えないような親近感。音楽がもたらしてくれる喜びに浸りながら、必死に遅れないようにコードを追いかけております。

思えば親戚のお兄ちゃんが、中学生だった僕の目の前で、ギターを弾きながら「バラが咲いた」を歌ったのがギターに魅せられた初め。ギターをつま弾きながら歌を歌っているお兄ちゃんのかっこよさ。テレビでマイク真木がそのスタイルで歌うのは見たことがあったけれど、まさか身近の人がそんなことが出来るとは思ったこともなかったので本当に驚きました。すぐにお兄ちゃんにすがりついて、「おしえて、おしえて。ぼくにもおしえてよー」とすがりついた遠いあの日。以後は僕のほうがはまりまくって、PPM、高石友也、フォークルとどんどん弾いていきました。高校受験もそっちのけでギターばかり弾いている私を見て、母親がギターを隠してしまったことも。母親の妨害のおかげで何とか志望校に合格した春に、親にねだって、初めて黒いピックガードがついた「フォークギター」を買ってもらった。その日の喜びは、後々嫁さんを貰った時の喜びより大きかったと、今ならはっきり言えます。お兄ちゃんのほうは今はもう還暦を過ぎていますが、きっとまだ「バラが咲いた」しか弾けないだろうと思います。

音楽は生涯を通じての私の大切な友達。今日までは一人で聞いたり、弾いたりだけだったけれど、これで私も念願の「おやじバンド」デビュー。新しい人生の局面の到来に、日々喜びを新たにしてはせっせとギターを弾いて練習。ほんとに楽しい毎日です。親応の皆さん、こんな私ですが、どうぞよろしくお友達にしてくださいね。
 




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