2014年12月3日
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「これからもポレポレ」
 
(ポレポレ/1956年生/千葉)


 “ポレポレ”はスワヒリ語で“ゆっくり行こうよ”という意味の言葉です。
11月に応援団に入団させて頂きました千葉県の我孫子市在住のあと一年ちょっとで定年予定の会社員です。 どうぞ宜しくお願いいたします。
この言葉は、若き20代のころ二年間ケニアで海外青年協力隊の理数科教師として赴任したときに好きになった言葉です。 劇団四季のミュージカル、ライオンキングで歌われている“ハクナ マタタ”も“問題ないさ”という意味のスワヒリ語です。 私がギターを弾き始めたのはケニアに赴任以前の大学生のころになります。 バイトでためた金でCat’s Eyeのギターを買って吉田拓郎、かぐや姫やアリスの曲をまさに4畳半の下宿で弾いていました。 このギターはケニアにも持参してサバンナの大自然の中でも弾いていましたが、二年の任期が終わって日本に帰国する時、現地の友人に譲ってしまいました。

 あれから、社会の荒波に揺られながら約三十年、今年3月よりギターを再開しました。 再開したキッカケは、 今年2月に持病の治癒のため約一か月間大学病院に手術のため入院したことです。 今まで運よく大きな病気にならずに生きてきました。 手術も入院も初めてでした。 手術は無事終わりましたが、入院中、同じ病室のガンや重い病気の患者さんと出会い、“人は生きているのではなく生かされている、いつ死んでもおかしくない。 自分もいつ死んでも後悔しないよう一日一日を最後と思って有意義に過ごして行こう”と強く思うようになりました。 それで入院中、ふと頭に浮かんだのが退院したらギターを再開することでした。  これがギター復活のキッカケでした。
2月末退院後、どのギターを買おうか迷っていましたが、学生のとき憧れであったマーチンにしよう思い、WEB を検索して出会ったのが“戦うオヤジの応援団のWEB”でした。 WEBに掲載の “Martin Guitar Report”の“ギターを買う時の注意点”を参考にさせて頂き、早速、御茶ノ水の黒沢楽器店でHD-28 の新品を購入しました。 最初はD-28を購入するつもりでしたが、実際、店で聞いた音と見た外見でHD-28の方が気に入ってしまいました。

 現在の目標は、オリジナル曲を作詞、作曲しギターで弾き語りして人前で歌えるようになることです。 学生時代にギターは弾いていたとはいえ、ギターの技術はまだまだ初心者ですので、今は、石川鷹彦さんの教本をギターでコピ―できるよう日々練習をしています。  
ゴルフの練習もそうですが、自己流では、へんな癖がついてなかなか上達できません。 来年は、ギター教室に通ったり、地元のSPに参加させて頂くことも考えています。

 まずは、ギターを練習して弾き語りデビューできるようになります。 これからもポレポレと!        




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