「戦うオヤジの応援団」では、かなり古いメンバーだと思う。
でも、長い間、何もしない幽霊会員だった。
全国の演奏できる店一覧を見て、出張の時に、その店に立ち寄るぐらい。
最初にプロフィールに書いたギターは、今はもう売っていない韓国製のBugs-gear。インレイの豪華さが音に勝っている、ある意味貴重なドレットノートだ。
その後、ここでは公にできない事情で手に入れたマーチンにギターが変わったけれど、やっぱり、「戦うオヤジの応援団」のホームページはただ、眺めるだけだった。
プロフィールも入会当時のまま。
でも、つい最近、一念発起して、SP飯田橋に参加させてもらった。
生意気にも、1周年イベントでも演奏させてもらった。
貴重で感慨深い体験になった。
会社以外の活動をやりたいと思いながら、逡巡して何もできず、定年が一歩一歩、近づいてくる。
ろくな趣味を持っていない私にとって、定年後のギターとの付き合い方を真剣に考えなければいけないと思いながら。
自分が一番、熱心に見たり聞いたりしていた1970年前後の日本のフォークを改めて、聴いている。
ちゃんとやっていなかったコピーも、徐々にチャレンジしていこうと思っている。
とてつもなく暗く、そのくせ、いつも浮かれていた「あの頃」の気分に戻るのは、気恥ずかしいし、照れくさい。
でも、私には「この道しかない」と思い始めている。
まずは、プロフィールを更新して、歩き始めよう。
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