2017年2月20日
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「私と鈴木なな子ちゃん(私のギター遍歴)」
 
(キッシー/1953年生/兵庫)


 鈴木なな子ちゃんは私がギターにつけた名前です。
この子は私のところにやってくる前には友達の兄のものでした。質流れを500円で買ったのを弾かないからとただで当時高校生の私にくれたのでした。ナイロン弦でSUZUKIというメーカー、質流れなのでなな子と名付けました。

開放弦がネックに当たって濁った音だったので修理して鳴るようにしたのを今でも弾いています。体の一部というか、古女房か娘みたいな奴です。家には父親が弾いていたばたやん(田端義男)が弾いていたようなレトロなギターがあって、小さい頃近所の弾く人にチューニングしてもらってポロンポロンとまね事で弾いていました。今は残念ながらありません。父親が買ってくれた安いクラシックギターにアコギにならないかとスティール弦を張って、ボディが反ってしまいダメにしたこともありました。それでなな子ちゃんを相手に拓郎や陽水、かぐや姫、ディランⅡ、特に下田逸郎が好きで、60、70年代の音楽を中心に弾き語って楽しんでいました。大学は美術系の大学でアトリエでは三人弾くのがいて、描く乾き待ちの合間に1台のクラシックギターを回して競うように弾いていました。学生時代に皆で信州に合宿に行って拓郎の「旅の宿」など弾いてました。

 今はいい音のするYAMAHAのクラシックギターと自分へのご褒美としてGIBSONのハミングバードをはり込んで買って弾いています。最近はノーベル賞のディランもレパートリーに入れようとDVDやCD、楽譜を買って取り組んでいます。練習はもちろん、なな子ちゃんです。連れ合いが弾かなくなったYAMAHAのアコギも加わりました。連れの妹の弾かなくなった12弦ギターも狙っています。ギターに関しては欲深いのです。

今回戦うオヤジの応援団の山下さんがNHKラジオに出演されていたのを聞いて入会しました。楽しみにしています。皆さんよろしくお願いします。
 
 以上、私と鈴木なな子ちゃんとギター遍歴でした。長々とまとまりがなくてすみません。
 
 鈴木なな子ちゃん ハミングバード 


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