2017年7月25日
<エッセイ一覧へ>

「ya ya あの頃を忘れない」
 
(あんちゃん/1948年生/群馬)


 私はいわゆる団塊の世代です。音楽に目覚めたのは中学生の頃だったかな、当時はながら勉強が流行っていて(笑)ラジオから流れてくる欧米の音楽(オールディーズ)を感動して涙を流しながら聴いていました。高校生の頃にはビートルズの出現に、すっかり夢中になってしまいました。当時ギターも買った記憶がありますが、簡単なコードしか弾けず、挫折してしまいました。

 あれから50年近い時が流れました。定年退職してしばらくして自分へのご褒美という事で、マレーシアでロングステイすることにしました。そこでの生活は1年中夏で、日本人の仲間もたくさんいて、時間は十分あるので、毎日何をしようか悩んでしまいます。その時思い出したのが、あの頃大好きだった、そして途中で挫折したギターをもう一度やってみようという事でした。それから中古のギターを買って、練習するようになって、そのうちに仲間二人とバンドまで作りました。私はギターが下手なのでボーカル担当でしたが・・・。

 おかげで若いころやりたかったギターが、何とか弾けるようになり、去年日本に帰国しました。日本でもギターを仲間と楽しむ事が出来ないかと、スマホなどで探していましたが、近所にオープンマイクで演奏できるカフェを見つけて参加したのを、きっかけに「戦う親父の応援団」に出会うことが出来ました。

 この年齢になって、若いころにやりたかったギターで歌う事が出来るなんて、幸せだな~と思う今日この頃です。音楽が好きな仲間の前で演奏したり、歌ったりするのが1番気持ちいいなと最近思っています。これからもよろしくお願いします。





エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→