2018年11月10日
<エッセイ一覧へ>

「復帰しました!」
 
(南風日向子/1958年生/鹿児島)


皆様、こんにちは!
現在、鹿児島県で、「南風」というユニット名で音楽活動をさせていただいています。日向子(ひなこ)と、申します。2017年の暮れに、母親の介護のために、鹿児島に戻ってきました。東京在住の頃は、ソロ活動もしていまして、「砧(きぬた)書庫(しょこ)」を名乗っていました。

私と、ギターとの出会いは、中学生の頃に遡ります。音楽の授業で、クラシックギターを触ったのが初めてのことでした。音楽の先生に、コードなどを教えていただき、夢中になったことを覚えています。

高校生になると、2歳年上の兄が、フォークソングを聴きだし、次第に感化されていきました。NSPや吉田拓郎、森田童子の世界に引き込まれていました。高校は、女子高だったのですが、1年生の夏休み前に「ギター同好会」を作り、学園祭などで先生方のサポートを受けながら楽しく過ごしていました。

専門学校に入学後は、風紀や学業の遅れなどを指摘され音楽からは遠ざかった生活でした。専門学校卒業後も、自ら音楽に関わることのない生活でした。

息子達が、中学生時代にギターに興味を持ち、コードなど教えることはあっても、自分がギターを弾くということはありませんでした。それから、数年の歳月が流れ、再び、音楽が私の日常生活に戻ってきました。「歌ってごらんよ」「ギターを弾いてごらんよ」という、言葉に押されて「戦うオヤジの応援団」に、初回登録したのは2010年頃のことでした。その後、諸事情があり、一度退団しましたが、2018年10月に復帰いたしました。

もうすぐ、還暦を迎えることとなり、2018年11月25日に、還暦ライブを行います。私自身への還暦祝いとして、息子の知り合いにワシントン条約何のそのと、言わしめるマイギターを早々に作って頂きました。ハカランダ、おしみなくべっ甲、漆黒のエボニー、音色も最高です。

人には、それぞれの歴史がありますが、これからもライフワークとしての音楽活動を無理せず、心豊かに過ごせるように続けていきたいと思っています。メンバ一覧に、鹿児島県在住の方をお見かけいたします。いつの日か、鹿児島SPなど交流の場を持つことができれば嬉しく思います。
 
 



エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→