| 「私のギター歴」 |
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| （淳/19--年生/東京） |
ギターを始める中高年が増えているとの記事を良く目にしますが、私もご多分に漏れずその口で、仕事や介護の合間に、ギターを弾き始めて6年目となりました。
昨今のコロナ禍でストレスの溜まる中、先日は、両親をはじめ少人数の家族を前にミニコンサートを自宅で開催。マスクを着用しながら、7曲ほどですが、実に楽しい一時を過ごしました。
私は、中学時代にさだまさしさんと出会い、その音楽に魅せられ、2年程、少々ギターをかじりました。しかし、その後、他事に追われ、長い間、ギターから遠のいてました。
6年程前、音楽好きの母が孫（私の子供）にギターをプレゼントしてくれました。しかし、子供は他に興味を持ってしまい、ギターは弾かれることなく寂しそうでした。
そこで、私はそのギターで昔から弾きたいと思っていたグレープ（さだまさし）の『ほおずき』に挑戦してみようと、中学の時に購入したギター雑誌や楽譜、CDを物置から引っ張り出して毎日少しずつ練習してみました。一年近く指が動かず、よちよち演奏で中々弾くことが出来ませんでした。何度もCDやYouTubeの模範演奏を参考にして楽譜を睨みながら、試行錯誤を繰り返し、練習を重ね、2年目に奏でる音からDmコードの押さえ方が別にあることに気がつき（この時点でTAB譜の存在を知っていれば、こんな苦労はしなくて済んだのに・・・）、やっと3年目に何とか演奏出来るようになりました。5年目、地元の町内の集いで、余興として「無縁坂」、「精霊流し」を初めて人前で弾き語りしました。非常に緊張して胸がどきどきし、演奏後、真冬にも関わらずびっしょり汗をかいていた記憶が未だに鮮明に残ってます。でも、参加した方々に大変に喜んでいただき、自分もとても楽しい思いをしました。その後、懇親会や親戚の法事等で弾き語りをして様々経験を積ませて戴きました。6年目の今年、後期高齢の未亡人3名が集う会に招かれ数曲ほど弾き語りました。全員涙を流して聴いておられました。そして、心にしみる演奏だった、もう一度聴きたいと仰っていただいた時は感無量で、ギターを頑張ってきて本当に良かったとしみじみ実感しました。
これからは、さださんの高度なギターテクが必要な曲や、さださん以外のフォークソング、ニューミュージック、最近のヒット曲にとチャレンジして腕を磨き、色々な処で演奏し、様々な方々に楽しんでいただけるようになりたいと思ってます。そして、ギターを愛好する皆様と交流させていただき、種々学び、共に演奏出来たら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
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