「ブルースとの出会い」 |
|
(八神 仁/1987年生/高知) |
今も売れないミュージシャンを続けている私ですが、東京で最初は歌ってました。そこは弾き語りの殿堂と言われる場所で、毎日のように売れないミュージシャンが歌っていました。
そこで出会った人の中ですごいなと思ったのは3人いました。京都の詩人、野村尚志。高田渡の友達、山本シン。高田渡の後継者、梅田慈将です。
どれもフォークなのですが、山本シンさんは別格で、スライドバーを使ったブルースをたまに演奏していました。それに魅せられた私は、すぐさま楽器屋でスライドバーを買い、練習していました。
物になるまで7年もかかりました。今も売れないミュージシャンですが、親父応援団さんという和やかな場所で歌うことも、音楽活動を続ける上でのヒントを私に提示してくれます。これからも、よろしくおねがいいたします。
|
|
|