2004年7月3日
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「ギターをはじめた理由・・・」
 
(ゆうじ/42歳/大分)
 

ギターをはじめた理由、それは・・・「女にもてたい!」から。

あれは中学1年の歓迎遠足の時。
1年生から3年生まで縦割りでグループを作り、輪になる。
その中心にはギターを抱えた3年生が2人。
その先輩のギター伴奏に合わせてみんなで歌う。
何を歌ったかは全く覚えていないが、その姿が凄く印象に残っている。
「かっこいい!」
当時の中学校には部活動とは別に週1時間「クラブ」があった。
我が母校には当時「フォークソングクラブ」があった。
どうやらそのクラブの人らしい。

さて、それから新聞配達をして貯めたお金でギターを買い、
毎日ギターを弾いては歌い、
3年生になった時フォークソングクラブに入り、部長になる。
そして、歓迎遠足。
みごとあの、憧れの「輪」の中心へ・・・
人前で歌うことの快感を初めて味わう。
文化祭にも出場。
スポットライトの快感も味わう。

ギターを弾きたいをと思ってから30年たった今、
身近でライブ活動をしたりCDを出したりしている人たちと仲良くなる機会を得て、
少しだけオリジナルの曲を持つことが出来、
その曲を聴いてもらえる機会をたま〜にいただき、
今の生活に満足をしている。
そばにいるギターたち。

MARTIN D−45、OOO−42EC、OO−18(’61)、K−カントリー
MARTINとの出会いも大きな出来事。
今、わたしは、しあわせです。


 
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